客員のご紹介

3名の先生をお迎えして、ご指導いただいています。月、3回のアトリエ、スケッチ旅行での現地指導、展示会の講評、技法に関する講習、親睦会でのいろいろなお話など、厳しい中にも温かく優しいご指導が会員の大きな支えになっています。プロフィールをご紹介します。

山本明比古先生

1950年 愛知県生まれ
1979年 武蔵野美術大学卒業、(卒業作品優秀賞)
1981年 同 大学院卒業(終了制作優秀賞)
1983年 第一回 上野の森美術館絵画大賞(特別優秀賞)
1991年 両洋の目・現代の絵画展出品(推奨作家賞)
1992年 第二回 前田寛治大賞展(大賞)
1998年〜1999年 文化庁芸術家在外研修でインドに派遣

1985年から個展活動。日本橋三越、アートもりもと、名古屋松坂屋、天満屋、高松、大阪などほぼ毎年の個展開催。インドに於ける悠久の大地と素朴な人々の営みの体験からかもし出される叙情感と精神性は、見る人を放さない魅力にあふれています。アトリエやスケッチ会を通してのご指導は、静かな物腰で会員一人々々の個性と、よい部分を引き出してくれます。描くほどに絵の楽しみが膨らみます。

常世隆先生

1956年 東京生まれ
1978年 武蔵野美術大学卒業
1985年 国画会 国画賞受賞
1992年 国画会 新人賞受賞

2000年以降国画会展に毎年出品し三越での個展は有名です。東京を中心に活動しています。バウル・クレー、ピエロ・ディラ・フランチェスカ、レンブラントなどがお好きで、魔法のように混じりあうハッとするような色のハーモニーは見る人の足を止めずにはおきません。絵を通して培った幅広い交友関係、ワイン通、グルメ通、そして芸術性の高いファッションセンスは自他共に認めるところです。また、将棋も玄人はだし、平成将棋対局で角落ちながらプロを破ったことも。ロードバイクも本格的で、世田谷のご自宅から銀座のアトリエまで愛車を駆って見えられることもしばしば。ご指導方法は絵の基本を大事にすること。クロッキーや構図、陰影、大きく捕らえるデッサン技法など、その精力的なご指導でアトリエの楽しさを満喫させてもらっています。アトリエのあとの反省会も絵を中心に話の輪が広がります。

北条章先生

1953年 栃木県(日光市)に生まれる
1976年 武蔵野美術大学卒業(卒業制作優秀賞)
1978年 同 大学院修了(修了制作優秀賞)
1985年 渡仏 Cite des Art にて制作
1986年 個展(パリ・salle Sandos)
1987年 個展(横浜・せんたあ画廊 '91 '04)
1990年

太平洋展出品 〜'07(文部大臣賞、太平洋美術会賞、坂本繋二郎賞、布施新太郎賞)
1993年 個展(銀座・ギャラリー惣)以後毎年
1986年 個展(渋谷・東急本店)以後毎年